思い出し怒り_後編

こんにちは、
小走りです。

思い出し怒り、後編です。

二日酔いで嘔吐く旦那と婦人科に行って採卵。
自己最高の3個を採取するものの受精したのは一つの卵だけ。
数日後、この最後の一つの育ち具合を電話で聞くことに。

ここまでが前回。

婦人科の受付から回された電話口の培養師さんが低い声で挨拶してくれました。
もう既に悪い予感しかしない
予感っていうのは悪い方ほどよく当たる
「残念ですが三日目分裂を停止しまして、胚細胞までは育ちませんでした。」
案の定、と言われました。

また駄目だった

この事実は40歳を目前にした当時の私には事実上
打ち止め宣言に聞こえました。
この後どう頑張ってもこの間以上のコンディションに持っていくのは
歳的に厳しいと思ったからです。

「そうですか、分かりました。・・・ありがとうございました。」
そう言って電話を切りました。
横に居た旦那駄目だった旨を伝える
「そっか、・・・次、頑張ろう!」
と慰めてくれましたが
この時はショックと失望が強すぎて自分の心の内に深く々く沈んでいました。

ショックが和らいでくると差し当たり今回の落ち度を探し始めました。
お酒の量は減らしたけど止めるべきだったかな?
とか
ちょっと仕事が忙しく貧血気味だったのがいけなかったかな?
とか考えていくうちに
・・・・あれ?最大の過失があるんじゃない?・・・旦那に
って事に漸く気が付きました。

え?ちょっと待って?
そう言えば前日お酒ヘロヘロになった上に二日酔い状態で採精子して健康優良なものが取れる訳ないじゃん。

しかしその時点で採卵日からは1週間も経ち
今更旦那に食って掛かるのもタイムラグがあり過ぎ
自分一人で怒りまくるしかありませんでした。

せめて最後の胚細胞の確認時にショックに打ちひしがれずこのことに気が付いていれば
思い切り噛みつくことも出来たのでしょうが
その時はそんな思考も回らないほど沈んでいました。

今思い出しても腹立たしい事この上ないです。
しかも
「次頑張ろう!」
ってお前が唯一頑張らなければいけな所頑張れてないじゃないか!!
って思うと慰めの言葉怒りの対象でしかありません。

怒りが治まらない私は不妊治療仲間の知人に怒りを爆発
するとみんな口をそろえて
なにそれ!離婚だ、離婚!!」
と大いに怒ってくれました。

この時本当にみんな
怒ってくれて
悲しんでくれて
慰めてくれたことが
私のガリガリにささくれ立った気持ち宥めてくれました。
あの時はみんな、本当にありがとう
(今思い返しても涙目(笑))

不妊治療は自分との闘いだけに
仲間がいるとすごく精神的助けられます。
お互いに
どれだけ辛くて、
どれだけ時間とお金が掛かって
どれだけ苦しいかが
理解し合えるからだと思います。
それだけに仲間の誰かが子宝に恵まれた時
みんな自分の事のように喜ぶのだと思います。

すみません、少し話が逸れました。
さて、かなり時間が経った今でもこの件に関しての旦那への怒り
私にとって多分一生忘れられない位深い物だと思います。
ただ、今お腹にこの子が居てくれるので一先ず不問とすることにしています。
が、この子に何かあったり、弾みが付く出来事があったりしたら
この件は離婚への手形に直結すると思います。

いやー、女の恨みって怖いですねー(邪笑)