子宮内ポリープ その4

こんにちは、
小走りです。

今回も子宮ポリープの話です。
シリーズ物ですが
前回から6年弱ほど経って
再度ポリープ除去手術を受けることなった話です。

採卵と受精の繰り返し失敗し、
2014年の中頃からは1年程不妊治療をお休みしていました。
というか、多分内心では子供を諦めていたんだと思います。
今迄十二分に努力したのに40目前に気合を入れて
再度頑張れる気がしませんでした。

そんな2015年の秋口、凍結した受精卵の保存延長意思確認の書類が病院から届きました。
私が今まで受精卵まで成功した個数は前述通りわずかに一個
体外受精に当たり一つでは心もとないので出来れば複数、
と思い採卵を繰り返していました。
しかし結果一向に上手くいかず
終いには不妊治療そのものに疲れてしまっていました。

しかしこの通知で最後にちゃんとお腹この子を戻してあげて、
それで駄目なら本当に子供は諦めよう
最後のチャレンジに踏み切りました。

しかし、そうなると再度多分受けなければいけないのが
ポリープの除去手術
ポリープ大量生産の原因がホルモンバランス、
と言われていたので放置していればまた群生するのは
既に体質だという事も理解していました。

不妊治療を再開して子宮鏡検査を受けると案の定の結果。
前回同様無数にあるので全身麻酔での手術が言い渡されました。
しかし、医学の進歩とは凄いもので詳細を聞くと
日帰り入院でしかも体調によっては術後1時間ほどで退院できるとのこと。
それはお手軽だ。

手術の予約も前回の様に2か月後、とかではなく
採卵と同じ感覚で日にちの設定が出来ました。
前日から手術の詳細説明を受けて諸々投薬、処置。
しかし子宮口を広げる機材を入れるのはやっぱり痛かったです。

前日も時間以外特に食事制限もなくこれは楽だと高をくくっていました。
そこで私は最大の間違いを犯しました。
どうせ麻酔で眠らされて起きてもどうせ一日動かない日を送るなら
前日にちょっと飲み過ぎても大丈夫だろう。
馬鹿な考えをしました。
結果調子に乗って飲んで、あー、ちょっと気持ち悪い
位の二日酔いで次の日の手術に臨みました。

これがいけなかった

手術準備、手術、までは本当に採卵と変わらない状況だったのですが
手術が終わって麻酔から覚めた頃おや?と、思いました。
今迄も複数採卵の際に全身麻酔を受けたことがあるのですが
目が覚めてから具合の悪さが段違いに今回悪い
吐き気とも眩暈とも付かない悪寒が体の奥の方で大量くすぶってる感覚でした。

麻酔は30分くらいで切れて元の感覚に戻るから。
そう看護士さんは仰ってくれたのですが
1時間経っても一向に気分が良くならない

しかし日帰り入院の箱部屋病床で長居するわけにも行かず
午後一には退院
旦那に空腹ではないか聞かれたのですがそれ所じゃない
この時点でようやく自分の愚かさに気が付きました。

二日酔い全身麻酔を投入されたので
二日酔いが亜種化に変態、パワーアップした新生二日酔いに襲われているのだと。

そのまま家に直行してもらい夕方まで横になるも
まだ気持ち悪さが抜けない
いっそ吐き気があれば吐いてしまえば楽になれるような気もするが
平衡感覚厚い幕が張るような何ともしがたい気持ちの悪さ。
結局その日は自分の愚行死ぬほど悔いてそのまま就寝。

二回目のポリープ除去手術は酒の後悔にまみれた結果で終わりました。

因みに(いや、こちらが本題のはずだが)
術後先生から除去の結果や状況が説明されるから
それが終わったら帰って良いという指示で旦那と共に待っていたのですが
結構な時間先生が現れなかった
で、来たのが今まで見たことのない若い女医さんで短い円柱のプラスチックケースを持っていました。
中身は当然、私から除去したポリープ群。
見た感じ30cc位だったと思います。
半透明で涙型の物体で中心が赤くなっているゼリー状ポリープが無数に入っていました。
そしてそれを我々に見せながら軽くゆすりつつ、
説明抑揚のない声色で「きれいに除去できました」と一瞬で終わりました。
旦那も私も
「・・・え?それだけ?それだけの言葉の為に待ってたの?」
って顔で女医さんの後姿を見送りました。

各種医者で女医さんに当たることはそんなにないのですが
どうも個人的には女医さんいい印象が無いですね。
まぁ、私の場合、医者全体的に運が無いとも言えますが・・・・。

子宮内ポリープ その3

こんにちは
小走りです。

ポリープのお話の続きです。

子宮鏡検査の結果手術が必要になり
怒涛の展開で次の日に施術を受けることになった所までが前回でした。

病院を出てから速攻で方々に連絡
会社、旦那の携帯、実家、保険屋さんその他。

早退してきた旦那に急すぎると愚痴を言われ、慌ただしく用意をして
とっとと就寝して次の日に備えました。

次の日、9時に病院入りしたのですが
前の手術とその前の手術が押しており
結局午後2時になってようやく私の手術準備が始まりました。
全身麻酔の為この間ほぼ飲まず食わず。
ただ待つだけのこの時間は結構辛かったことを覚えています。

看護士さんに前からも横からも開くような手術着を渡されて
簡易パンツとその手術着だけで手術室に向かいました。

で、術台に上がって生まれて初めての全身麻酔
経験した方はお分かりになると思うのですがあれって
・・・・気持ち悪いですね。
点滴に麻酔薬をセットされると一気に視界が歪んでそのまま暗転しました。

手術自体は私が寝ている間に電子メスでザクザク子宮内ポリープを乱獲するもの。
昨日から子宮口を広げるための機材(素材?)をお腹にいれて
そこから手術のできる子宮内視鏡を用いての手術だそうでした。
この子宮口を広げる奴が前日に入れられてからずっと地味に痛かったです。

その後同じ手術台で慌ただしくビニールや布のこすれる音で
目が覚めました
そのまま病室に運ばれて酸素マスクをはめられたまま
ぼーっとした頭で何かの説明を受けましたが
麻酔がまだ残っていて全然記憶が曖昧でした。
旦那がまた明日来る、と言ったのだけ理解するのが精一杯でした。

意識が朦朧としたまま一晩経って気が付くと
自分が4人部屋の病室に居ることに初めて気が付きました。
他の3ベッドも色々な年代の女性で埋まっていました。
入院自体が初めてだったので病室の無機質な布団や枕が
居心地の悪さ満点で、早く退院したいとうずうずしました。

程なくして朝食が運ばれてきました。
よくよく考えたら昨日の朝から何も口にしていません
内心、わーい、と思って配膳をワクワクしながら待ちました。
しかし出てきたのはおかゆうすーい味の味噌汁味の無い菜っ葉の茹でた物だけでした。
足りる足らない以前に「なんだこれ!?」って思いましたね(笑)

余談ですが後ほど見た入院時の会計でこの「なんだこれ」朝ごはん
1200円していました。
色々言いたいことはあるものの病気をするとお金が無駄に掛かると実感した瞬間でした。

10時前頃旦那が面会に来てくれて、同時に先生の回診が合ったので
退院させてください!と言って逃げるように病院を後にしました。

帰る車中で旦那に聞いたのですが
手術直後に取れたポリープ群小瓶に居れて先生が旦那に見せてくれたそうです。
感覚地としては50ccくらいの体積で無数の赤い半透明な物体がみっちり入っていて
非常に気持ち悪かったそうです。
「報告としてなんだろうけど、俺に見せられても
と呟いていました。
確かに・・・。

これが一回目ポリープ除去手術でした。
これが確か2010年の出来事だったはずです。
二回目を受ける羽目になったは去年(2016年)だったのですが
劇的に手術やその前後の処理簡易的になっていて
医療の進歩に驚きました。

その話は次回から。

続く

子宮内ポリープ その2

こんにちは
小走りです。

ポリープのお話の続きです。

ポリープ除去のため一時転院
そこで子宮鏡検査を受けた後
待合室で待っている所までが前回でした。

しばらくして診察室に呼ばれると
難しい顔をした先生が眉間に皺を寄せて
電子カルテを見ていました。
「えーっとね、・・・凄かったね。」

・・・なにが?!

差し当たりきょとん顔で先生の次の言葉待ちました。
「モニターの画像が鍾乳洞みたいだったでしょ?」
言われてみれば確かにそんな形容が当てはまる絵面でした。

話を詳しく聞くと、
子宮内本来割とつるんとした平野だそうなのですが
私の子宮内は至る所にポリープとその予備軍隙間なくあり
この全てを除去する必要があるとのことでした。

当初、一個二個のポリープだと想定していたらしく
診察と変わらない手間でポリープの除去を考えていたそうなのですが
ここまで大量のポリープ除去になると全身麻酔をしての
入院付手術になるとのことでした。

おいおい、話が突然大きくなってるじゃないか。

何が原因か聞くと
女性ホルモン過多、という事らしいですが
だったらナゼ排卵し難い体なのだろうか
この辺り質問をぶつけてみたのですが
腑に落ちる回答が得られず、
当時も今も、今一納得できていません。

兎にも角にも手術が必須という事になり
手術の日程をその場で決めることになりました。
所が先生の手術スケジュールが過密
結構究極の選択でした。

選択肢は明日か2か月後の2択、どうする?と(笑)

順当にいけば2か月後なんだけど
偶々昨日、キャンセルが出て
明日の手術が可能だとのことだったんです。
歳も歳だったので一瞬悩んでから
明日の手術に踏み切りました。

続く

子宮内ポリープ その1

こんにちは、
小走りです。

ポリープと聞くと
古い人間の私はでも歌わない限り
無縁な物だと思っていました。
しかし長い不妊治療で
ちょいちょい登場するサブキャラにまで昇格したのが
この子宮内ポリープさん。
それが今回のお話。

※少し長編なので
現状と並行してお届け(笑)

婦人科の先生シリーズでも書きましたが、
最初の体外受精治療の前
子宮内造影検査を受けました。
そこで
何か突起物が子宮内にある」
という事で子宮鏡検査手術を受けるべく
施設の整った別の病院を受診することになりました。

紹介状を受け取ったその病院の先生も
最初は突起物とっとと取って次のステップに行きましょう。
と言った軽いノリでした。

しかし子宮鏡検査を受けるとそういうレベルの話ではありませんでした。
子宮鏡検査は子宮内を水で満たして膨らませて
カメラを挿入して状態を見ます。

内診室で行うので私もモニター越しに見ていたのですが
私は正常と異常の区別が当然ですがつきません(笑)
だって初めて見るんですから。

しかし子宮内の画像が表示されると先生が言葉を詰まらせたんです。
子宮内をくまなく見てから最後に一言
凄いな・・・
とこぼされました。
その時の声がかなり神妙だったので
何がどう凄いのかが怖くてその場では聞けず
ヤキモキしながら診察室から呼ばれるのを待ちました

その2に続く

色々な婦人科医の先生_四番目の先生

こんにちは、
小走りです。

またまた間が空きましてすみません。
もう少し小まめに更新しなくては・・・。

前々回に引き続きは今まで通った婦人科の数々の先生、医院について
少し書き留めたいと思います。

結局50日間を過ぎた辺りで生理っぽい物が来て
一先ずの区切りとなりました。

しかしこの不順っぷりに改めて子供が出来ないのではないかと
不安に駆られて次の病院を探しました。

ここはもう王道で行こう、そう思い、俗に言う「夢クリニック」系列の
病院の門を叩きました。

流石に神奈川の片隅から本家までは遠過ぎでした。
働きつつ通い続けることは難しいだろうと思い
最寄りの駅から3つ離れた夢クリさんにお世話になることにしました。

ここは柳のように細いおじいちゃん先生でした。
声も小さく、聞き取り辛かったですが
設備もきれいで看護師さん先生の姿勢真摯で漸く腰を据えて
治療を再開できました。

1年弱ほど通って一通りの検査、治療を行った後
やはり自然妊娠は難しそうだという結論に至りました。

そうなると残る手段は人工授精か体外受精絞られる、
と言うことで子宮内の状況を見る子宮超音波検査を行う事にしました。
これは生理食塩水などの液体を子宮腔内に注入しつつ
超音波検査を行うと言う代物。
検査から分かることは子宮内部の物理的な状態把握ができることらしい。

この結果、私に今後の不妊治療で付いて回る事になる
子宮内ポリープの発見に至るのでした。

この時は「何か突起物がある」位の診断結果で
その「何か」を診察するにはこの病院では設備が揃っていないと言われ
この検査と治療の為に別の婦人科医を紹介されました。
設備が揃っていると異物の検査と同時に切除することも可能だから
一気に治療が済んでしまうらしく、お手軽だと薦められました。

そして実を言うとこの紹介された婦人科の先生五番目の先生となるのでした。
この先生の病院はかなり潔く、体外受精を目的とした不妊治療専門の先生でした。

少し端折って、
この突起物の切除と経過観察で3か月ほど不妊治療が止まりました。
この話はまた後程どこかでまとめて致します。

治療を終えて戻ってくると変な話、
別の男性に完全に心奪われた後今カレに久々に会った心持になっていました。

四番目の先生は穏やかで優しい先生でしたが
今一つ質問に対して欲しい答えを返してくれない方でした。
この点では旦那も少しもやもやした所があると言っていたので
私の思い込みではなかったのだと思います。

所が紹介された先生はまだ30代で治療病院経営情熱的
何より質問にズバッと回答してくれる方でした。

正直この先生の元で治療したい
そう思ってしまったのです。

その後1月ほど四番目の先生の所に通いましたが
自分のコンディション的に体外受精しか道はない状態となりました。
この時もこの先生は体外受精に切り替えてもいいし、
もう少し人工授精で頑張ってみても良いし、
みたいな感じで治療方針を断言しないご意見でした。

決めるのは自分だ。
既にこの時最初の産婦人科に訪れてから2年半が経過していました。
そして初めてこの先生なら治療が上手く行くのではないか
と言う期待が持てた先生に出会えたのです。

直感を信じて再度、転院することにしました

・・・・・因みに

ここで転院に関して気持ちが揺らぐことはなかったのですが
一点だけ、この病院替え難い存在の看護師さんがいました。
この方、「注射のネ申」でした。

この看護師さん凄いんですよ。針を刺す時も抜く時も
本当に全く痛くない
不妊治療に付いて回る採血ですが、
いつ血を抜かれたか見てないと分からない位でした。

ホルモン剤肩に筋肉注射された方は分かるかと思うのですが
これは本当に痛い。
採血よりも太い針を使い、結構な質量の液体を筋肉に送り込む。
指す時も注入中も抜く時も抜いた後も痛い
しかも質量が多いため10秒くらいかけて注射するんです。
これが短すぎると一気に筋肉を押し分けるので更に痛い。

そんな激痛注射を何度か別の看護師さんで経験した後に
この凄腕看護師さんに施術された時は衝撃でした。
にトンっと手を置いたかと思うと
終わりましたよ。」
と告げられたのです。
はい!?
劇画タッチの顔で看護師さんに振り返りました。

あの看護師さんだけは
未だに私の中でレジェンドです。